過去ログ - 「君はジョナサン・ジョースターだね」 「そういう君はディオ・ブランドー」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:40:35.88 ID:tulGNC4s0
ダリオ「聞こえねえのか……ディオ……」

ダリオ「ディオ…………ゴホッ……ゴホッ!ゴホ ゴホ ゴホ」

ディオ「……」パラ……パラ……

ダリオ「ここへ来いディオ!聞こえねえのかァ……」

ダリオ「ゴホ ゴホ ゴホ ゴホ」

ディオ「……」

ディオ「……」パタンッ

ディオ「フー」

ガタンッ

ダリオ「ディオ!ちょいとここへ来い、話がある」

ディオ「なんだい父さん?(相変わらず胡散臭い咳だなぁ)」


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:45:25.72 ID:tulGNC4s0
ダリオ「おれはもうダメだ……もう昔みたいに働く事が出来ねぇ……」

ディオ「父さん、それならまずは医者に診てもらおう」

ダリオ「俺みたいな老いぼれはどうなってもいい、気がかりは一人息子のおめぇだけだ……」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:46:00.47 ID:tulGNC4s0
ダリオ「いいかディオ。ゴホ!もしものことがあったらこの手紙を出してこの宛名の人の所へ行け!」

ディオ「だから父さn」

ダリオ「こいつは俺に恩がある……きっとお前の生活の面倒を見てくれる。学校へも行かせてくれるだろう!」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:47:24.03 ID:tulGNC4s0
次の日、父さんは消えた。

僕に二通の手紙を残して。

ディオ「一つは昨日父さんが見せてくれた手紙で……もう一つは父さんから僕宛か……」ベリッ
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:47:51.00 ID:tulGNC4s0
手紙『ディオ、突然姿を消すようなマネをしてすまねえ。
   俺がこんなことをしたのは他でもない一人息子のお前の為なんだ。
   このまま俺がいたら、お前は不幸になるだけだ。』

ディオ「何言ってんだ……」


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:49:24.57 ID:tulGNC4s0
手紙『ツキに見離され、女房が死に、店はつぶれ、病気になって、お前を学校へ通わせる事も出来ねえ。
   ディオ、俺が死んだことにしてジョースター家に行けッ!
   お前は頭がいいッ!誰にも負けねえ一番の金持ちになれ!いやなれる!』

ディオ(思えば、父さんは最低の父親だった)
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:50:44.21 ID:tulGNC4s0
ディオ(だが、)

ディオ「と……とうさぁーんッ!!!」

ディオ(僕のことを大切にはしてくれていた)


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)
2012/09/07(金) 21:51:31.88 ID:tulGNC4s0
*

『19世紀!それは産業と貿易の発展が、人々の思想と生活を変えた時代だッ!』

『依然!食郎不足や貧富の差が激しいにもかかわらず、大人も子供も「自分もいつか、お金持ちと同じような暮らしができるッ」このような幻想をいだいでいたッ!』
以下略



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