過去ログ - 上条「女の子と悪魔に魂を」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 21:27:47.97 ID:f58CPm6IO
ちょっことあげます。初投稿なんであまり期待しないでください....





上条「……。これからまた逃げるのか?」

イン「うん。ここにいたらあなたに迷惑がかかっちゃうから。それにこの『歩く教会』があるから大丈夫なんだよ。」

上条「歩く教会ってこの修道服のことか?

半信半疑で彼女が纏っているその純白の修道服を右手で触ってみた。

バチィィィィ!!

上条「ッツ!」

触れた瞬間右手に激痛が走った。

上条(何が起きた!?ほんとに何かの防護服なのか?)

イン「??どうしたの?」

上条「いやなんでもない。それよりもう行け。逆俺といたら迷惑がかかる。」

イン「ふふおかしいの。それわたしのセリフなんだよ。」


上条「…うるせえ//」

彼女の綺麗な笑顔に少し照れる。

イン「うんもう行くね。」

上条「……ああ」

イン「名前」

上条「ん?」

イン「名前教えてほしいな。」

上条「……上条当麻だ。」

(自分の名前を誰かに聞かれたのは久しぶりだな)

イン「かみじょう…とうま。じゃあ……バイバイとうま。」

上条「あ」ガチャ

(引き止めたとこでどうするんだ?未練たらしくバカか俺は……。)

上条「じゃあなインデックス。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


朝の出来事から数時間経ち、上条当麻はいつもいる廃ビルにいた。

上条「ハァ……ハァ…」

トレーニングは彼の日課であり、唯一の趣味であった。不運な体質な彼にとって学園都市は戦場だった。敵は能力者やスキルアウト、最近では暗部と呼ばれる連中にも絡まれるようになった。

さらに彼はレベル0つまり無能力者だったので、そんな彼が身体を鍛え、技を学び、それを磨くの当然の帰結であった。

毎日暇があればこのビルに来た。ひと気がほとんどなく、誰にも邪魔されず、誰にも迷惑をかけないこの場所を彼はよく気にいっていた。







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