115:▲[sage saga]
2012/09/21(金) 00:51:53.58 ID:78o51jXe0
【三階廊下】
さやか「……ねえまどか、さっきの何?」
まどか「こっちが聞きたいよ……」
さやか「……でもあのクイズで言ってたよね?三階の倉庫室に豪華商品があるって」
さやか「それに、解け切れていない暗号……」
まどか「あのクイズがヒントって事?」
さやか「そうなるね」
まどか「それならわたし、最初の問題ならわかるよ」
さやか「え!マジ!?」
まどか「うん、えーと……」ゴソゴソ
まどかは鞄の中から、本を取り出す。
まどか「……」ペラペラ
さやか「なに読んでるの?」
まどか「あ、やっぱり!最初の答えは分かったよ!」
そういって、本をさやかに見せる
さやか「ええと、『サイレントヒル:著者ハリー・メイソン』……?」
まどか「うん、この人の実体験を元に作ったお話みたい」
さやか「んじゃ、この人はサイレントヒルから生還した人なんだね」
まどか「うん、この人が確か教団を倒して、娘さんを助けたって話だよ」
さやか「そっか……じゃあ二問目はわかる?」
まどか「それが、ウォルターって人は知ってるけど、アンジェラって人のこと分からないんだ」
さやか「むむむ……んじゃ、三問目は」
まどか「……ほむらちゃんだと良いな」
さやか「願望と真実は一緒とは限らないよ」
まどか「……」
さやか「私は……アイツに掛ける」コツコツ
さやかは少し歩き、階段の前に立つ
まどか「さやかちゃん……?」
さやか「出て来い馬鹿杏子!!!あれだけ安静にしてろって言っただろうがぁぁ!!!!」
病院中にさやかの怒涛声が、やまびこの如く響く
コツコツ……
杏子「……お前に馬鹿呼ばわりされる筋合いはねえよ」ヒョコッ
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