137:▲[sage saga]
2012/09/24(月) 21:08:17.13 ID:J64FRznl0
 杏子&さやか「はぁはぁ……」 
  
  
 まどか「もう……二人とも大げさ何だから……」 
  
 ほむら「あの……ところで、皆さんも気がついたらここにいたんですか?」 
  
 杏子「あぁ……いやそれがさ、私とまどかは別なんだ」 
  
 ほむら「え?」 
  
 杏子「ほむら……お前、一応聞くが自分が何やってきたとか覚えてるか?」 
  
 ほむら「何をって……さっき話したように」 
  
 杏子「あ、いやそうじゃなくて、美滝原にいた頃、自分が何をしてきたとかさ」 
  
 杏子「……なんか今のお前見てると、ワルプルギスを自力で打ち破った事自体、忘れてる雰囲気だしよ」 
  
  
 ほむら「!!?あのワルプルギスを私がたった一人でですか!!?」 
  
 杏子「……やっぱりか」 
  
 まどか「どういうこと杏子ちゃん?」 
  
 杏子「……お前、ちょっと記憶喪失だろ?」 
  
 まどか&さやか「え……」 
  
  
 ほむら「……はい。なぜ自分がここにいるのか、この街にくるまで何をして来たのか、ほとんど覚えていないんです」 
  
  
 さやか「それじゃ、魔法少女とかQBの事は?」 
  
 ほむら「それは覚えてます」 
  
 ほむら「魔法少女とQB、魔女の真実、私が契約した事、それと……」 
  
 杏子「まどかを守るために、時間遡行……」 
  
 ほむら「……!!?なぜそれを」 
  
 杏子「まどかから聞いた。記憶を失う前のお前が、まどかに真実を話したみたいだぜ?」 
  
 ほむら「……」 
  
 杏子「……んで、どこまで覚えているんだ?」 
  
  
 ほむら「凄く断片的にです。さっき話したように魔法少女と魔女、QBの事は知ってます。皆さんの事も」 
  
 ほむら「ただどれだけ時間遡行してきたとか、その詳しい出来事が全く思い出せなくて……」 
  
  
 杏子「……なるほど、そりゃ随分断片的だな」 
  
 ほむら「あと……なぜかわたし、魔法が使えなくなってるんです」 
  
 杏子「ああ、やっぱり。私達と一緒だ」 
  
 ほむら「佐倉さんたちも……?」 
  
 杏子「ああ。……んじゃ、そろそろこんどは私達の状況を教えないとな」 
  
 ほむら「……」 
  
 杏子「わたしらは―――」 
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