254:▲[saga  sage]
2012/10/19(金) 23:40:17.68 ID:TtXyCVB30
 さやか「……そっか、あんたは私を蘇生させるためにここまで来たんだね」 
  
 杏子「ああ。でもあたしはまだ何もしてないんだ……」 
  
 さやか「……」 
  
 杏子「お前……どうして生き返ったんだ」 
  
 さやか「……そりゃ、こっちが聞きたいよ」 
  
 さやか「魔女になって……人を呪って……そんで、気がついたら、人間に戻ってて、こんな怪しげな町に一人取り残されて……」 
  
 さやか「しまいにはあんたと再会できて……」 
  
 杏子「……」 
  
 さやか「……でもまさか、あんたがそんなに私の事心配してくれてたとはね」 
  
 さやか「驚いちゃったよ」ニヤニヤ 
  
 杏子「……う、うるせぇな」 
  
  
 さやか「……んじゃ、美滝原にこれから一緒に帰るの?」 
  
 杏子「……そうしたい所だけど」 
  
  
 ――― もうコンビ解消だ。やってられない  
  
  
 杏子「仲直り……しないとな」 
  
 さやか「……マミさん?」 
  
 杏子「……」 
  
 さやか「……わかった。このさやかちゃんも協力いたそう!」 
  
 さやか「……って、言いたいところだけど。実は杏子、私いま魔法が使いえなくなっちゃってるんだよ」 
  
 杏子「え……?」 
  
 さやか「理由は全くわからないけど、いくらジェムに念じても何も起きないんだよ」 
  
 さやか「……っと、言うわけでさ」ギュッ 
  
 さやかは自らの腕を、杏子の腕に絡ませる 
  
 さやか「このか弱きさやかちゃんを、エスコートしてくれませんかい?杏子さんや」 
  
 杏子「お、お前……何かキャラ変わった?暁美ほむらとは違う意味での、あのツンツンした態度はドコいったんだよ」 
  
 杏子は頬を赤くさせつつも、引きつった顔でさやかを見る。 
  
 さやか「変わった?ツンツンした態度?……たはは、愚問だね」 
  
  
 さやか「これが本来の私だよ、杏子」 
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