282:▲[saga]
2012/10/20(土) 00:27:42.09 ID:J9mRY5GW0
【別の部屋】
まどか「杏子ちゃん!」
杏子「よお、自殺しそうだったって聞いたから心配したぞ」
まどか「うう……」
杏子「……ごめん、私が生きてれば、美滝原に帰ってもお前の側にいてやれたのに」
まどか「……」
杏子「なあ?みんな……」
そういうと杏子は、まどかのすぐ隣にいたさやかと、ほむらを見回す
ほむらは眼鏡をとって、髪を下ろした姿だった。
さやか「なあって……あんたねえ。仮にも私らを助けようとした英雄なんだから、ちょっとは胸を張りなさいよ」
杏子「でも結局……」
ほむら「らしくないわよ杏子。あなたはまどかの事を何度も、守ってくれてたんでしょう?」
杏子「ほむら……あんたにも散々悪態ついてきちまったな」
ほむら「いいわよ。さやかや巴さんよりはマシだったし」
マミ「うっ」グサッ
さやか「言うね転校……じゃなくて、ほむら」グサッ
ほむら「……でも最後の最後に、理解してもらえて嬉しいわ」
さやか「……うん、私も謝ることができてよかった」
マミ「私もよ」
ほむら「巴さんとは仲直りというべきかしら」
マミ「そうね……殆ど記憶にないけど、そういう時間軸もあったって話だしね」
マミ「……ともかく、佐倉さん、鹿目さん……あなた達のおかげで、色々誤解がとけて良かったわ」
まどか「そ、そんな……私達は結局……」
杏子「……もうよそうぜ、まどか」
まどか「杏子ちゃん……」
杏子「それにお前は……これから重要な役目があるだろ?」
杏子はそういって、まどかの手に握られた手帳を見つめる。
まどか「……」
杏子「これから、全ての真実をお前が教えるんだ」
杏子「それで犠牲者を減らす……」
まどか「……」
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