31:▲[saga sage]
2012/09/12(水) 06:52:12.01 ID:/2wpOKcF0
黒い手帳より
『○月○日
この世は狂ってる。
インキュベーターも狂ってる。
私もきっと狂ってる。
唯一信じて、愛してた彼も狂っていた。
彼は魔法少女の仕事が急がしい私を支えてくれていた。
だが私を裏切った。
私と会えない寂しさを紛らわす為に、浮気をしていたのだ。
もう何もかもお終いだ
ひっそりと私は死を求めた。
そこで私はサイレントヒルを行くことにした』
杏子「魔法少女の日記か……こいつ、まるでさやかに似た境遇な奴だな」
次のページからは数ページ、血で染まっている為、よく読めなかった。
そして最後のページだけ血が所々付着しながらも、辛うじて読むことが出来た
『○月●日
ここに来て私は自殺を思い留まった。
● ●●に良く●●●●がいたからだ。
だが、●●●常に●情だ。私は●●に来てまで●●●●●●に。
完全に絶望した。
ジェムも限界だ。
もう死のう。
● がいない世の中なんて私にとって意味のない世界だ
魔女になる位なら、私はこの自分の武器で』
杏子「……」
血で文章がよく読めなかったが、大体の事情を察した
杏子「錯乱してたんだろうな……それじゃ結局、魔女化しちまうだろうが」
ソウルジェム本体を叩き潰さなければ意味が無い。
この少女は自らの願望が強すぎて、魔女化しないための本質的な止め方を忘れていた
皮肉過ぎる結果だ
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