62:▲[saga sage]
2012/09/14(金) 19:50:07.05 ID:r2x0gAqK0
【日記後半部分】
『●月○日
現実は常に非常だ
起きたら私は学校の保健室にいた。
そして姉がいない。
なぜか縛られているが、魔法少女の私は難なく解く。
だが、この異常な状況は変わるわけではない。
地下の空き部屋らしき部屋から異様な魔力を感じたため、こっそり立ち寄った。
絶句した
奥に巨大なファンが動いている。
そして部屋の真ん中で、十字に縛られた人間が燃やされていたのだ。
あの死体……まさか……
それとあの集団は教団の残党……?
―――気がついたらわたしは奴らを皆殺しにしてやった。
部屋中が、鉄の臭いに支配されている。
奴らはぶ厚い本を持っていた。
タイトルは『新訳・生贄と祭祀』
魔法で燃やしてやった
奴らは結局何がしたかったんだ。
私には理解できない
ふらふらと力ない足どりで、特に目的も無く、私は学校の屋上についた。
ソウルジェムを見ると、もう真っ黒だ。
グリーフシードのストックは1個使ったが、ほとんど濁りが取れてない。
改めて絶望の淵に立たされている事に気づいた私にトラウマが映る。
●嫌いの私をあざ笑うかのように、巨大な●の化け物がこちらに向かってくるじゃないか。
あれは魔女か?でもいまの私にはどうでも良い。
巨●●●は尻に、蜂の様な巨大な針を持って私を襲いかかろうとしている。
毒液を垂らしながら……
魔女になる位なら、あの針でメッタ刺しされてもいいかもしれない。
もうわたしもこの町の●●に●●されてしまっ』
――日記は途中で終わっている。
杏子「……」
怒りを通り越して言葉がでない。
この世の理不尽さにあきれるばかりだ。
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