過去ログ - このみ「タカくんじゃないの?」貴明(右京)「どうやら、そういうことのようです」
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42: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 22:46:32.58 ID:kvCq8JI/0
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【書庫】
以下略



43: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 22:52:45.65 ID:kvCq8JI/0
貴明「いえ、僕が探しているのはちょっと古いもので……おお、ありました」

愛佳「『仮面山荘殺人事件』?」

貴明「東野圭吾が、まだ今ほどポピュラーな存在じゃなかった初期の時のものです。まだお読みでないなら、おすすめしておきましょう」
以下略



44: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 23:07:05.07 ID:kvCq8JI/0
愛佳「あっ! それなら私も読みましたよ。やっぱり、この方が書く文章と、それによっての世界観への引き込みが素晴らしくて……」

貴明「『鏡地獄』、『赤い部屋』。どれも硬派かつ独特な世界観は、後の文学にも大きな影響を与えました。やはり、小説を読むのでしたら、ぜひ押さえたい作家ではありますね」

愛佳「わ、私は、すごく怖い感じのものは逆にあんまり印象に残らないんですけど……江戸川乱歩さんだったら、私は一番『人間椅子』が好きですぅ」
以下略



45: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 23:12:47.01 ID:kvCq8JI/0
由真「うおぁ!?」

スタッ

由真「こ、ここここ、河野貴明! さては、行動を先読みして待ち伏せを――」
以下略



46: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 23:18:44.71 ID:kvCq8JI/0
愛佳「今日はアッサムが手に入ったから、ミルクティーにでもする?」

由真「えっ? あ、うん、出来ればクッキーとキャンディも……あっ。ち、違うのよ!? べ、別に、お茶を飲みに来たんじゃなくて、愛佳の様子を見に来ただけで――」

貴明「なるほど。垣間見えていた『生活感』の正体はそれですか。では、僕も紅茶を淹れましょうかな」
以下略



47: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 23:26:58.64 ID:kvCq8JI/0
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貴明「勝負、ですか?」
以下略



48: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 23:32:00.40 ID:kvCq8JI/0
貴明「では……確かこちらの方に」ゴソゴソ

愛佳「? 書庫に、勝負事に使えるようなものってありましたっけ?」

貴明「実は、先ほど軽く書庫を探索したときに、未整理の本棚にまぎれるような形で、これがありまして」
以下略



49: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/14(金) 23:37:12.82 ID:kvCq8JI/0
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由真「そ、そんな、こんなにっ!?」
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/15(土) 00:11:01.86 ID:kVq985GN0
この貴明なら無条件で惚れても納得ですわ


51: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/15(土) 09:10:06.02 ID:uGVoIkwp0
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【コンピュータ室】
以下略



52: ◆ynV98nmqxA[saga]
2012/09/15(土) 09:17:09.69 ID:uGVoIkwp0
珊瑚「え? なんで?」

貴明「何事も、『やりすぎ』はよくないということですよ。急激な科学の発達に振り回されるのは、他でもない『人間』なのですから。こればかりは、なりゆきに任せるしかないでしょうねぇ」

珊瑚「そっかぁ。でも少し残念やわー」
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