過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲ主人公？」ハギヨシ「お嬢様」透華「そ、その５！」 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲ主人公？」ハギヨシ「お嬢様」透華「そ、その５！」

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801: ◆LA9PoGiCNE[saga]
2012/09/20(木) 19:07:55.33 ID:lNDdpvU60
透華「ツモ！リーヅモ一発８０００オールですわ！」

白石『オーラス待たずして決まったァァァァッ！龍門渕高校、龍門渕透華選手、一局目から他校に一度の和了りも許さない怒濤の攻め！一、二回戦共に大将まで回すことなく試合終了ーーー！』

靖子『ふんふむ、今年は元気な奴が多いなー。ここはまず決勝まで残るだろうし、楽しくなってきた』

白石『藤田プロも判を押す龍門渕高校！それもそのはず、ここは去年全国常連風越の全国出場を阻んだ学校！今年はシードを蹴っての出場という、異例続きの超新星です！！』

会場『ざわ… ざわ… ざわ… ざわ…』

透華「フ、フフ……目立ってる、今私最高に目立ってますわ……！」（ﾆﾏｧ…

――龍門渕控室

一「透華、喜びすぎで顔がスゴいことになってるねー」

純「注目されなきゃ死んだ方がマシとか言うしな、たまに」

智紀「それで……シードを蹴るのは、どうかと思う」

ハギヨシ「皆様にとってもいいウォーミングアップになるのではありませんか？」

純「まあ、色んな奴と打つのは楽しいから、俺は文句ねーけど」

一「アハハ、純くんらしーね」

智紀「ハギヨシさん、衣は……？」

ハギヨシ「一、二回戦程度の相手、自分が出るまでもないと会場の中を探険されております」（GPS

一「僕、たまーに透華と衣が羨ましくなるよ。もちろん、二人とも厄介な問題とか乗り越えてきてるのは理解した上でね」

純「ま、いろいろ逞しいのは確かだよな」

智紀「…………」（ｺｸｺｸ

ハギヨシ「ネット麻雀を通じて知り合った須賀様とも親交を築かれ、ここ最近はより一層輝いておられます」

純「基本、面倒見いいもんな……。あのど素人だった京太郎が、二回戦は他家三つとも跳ばす勢いだったらしいぜ？」

一「あー……お手洗いに行った時、試合の中継やってたんだけど―――なにか憑いてるんじゃ、って疑うレベルだったよ……」

智紀「合宿で大阪に行って、凄く変わった」

純「ハハッ、案外アッチで彼女でもできたんじゃねーの？そういうのできたら、男は変わるって言うじゃん」

一智ハギ「――――！？」（ざわ…！

その時、一と智紀とハギヨシに電流走る！

一「え……」（絶句

智紀「その考えはなかった……」（愕然

ハギヨシ「……まさか、そんな。このハギヨシ、調査不足でした。透華お嬢様の現状をお伝えするのに気を割き過ぎていたようです……！」（痛恨

純「え、なに……俺なんかマズいこと言った？」

透華「戻りましたわー！まったく、相手になりませんでしたわ、オーホッホッホ！！」

一「お、おかえり透華、試合すごかったね」（ざわ… ざわ…

智紀「オーラス前に決着がついた、スゴい」（ざわ… ざわ…

ハギヨシ「お嬢様、お疲れ様でした。こちらにお茶の用意が」（ざわ… ざわ…

透華「…………ど、どうしましたの？みんなして京太郎みたいにざわざわと」

一「ヤダなー、そんなことないよ？」

智紀「気のせい……」

ハギヨシ「本日は風味のよいコケモモジャムもございます、よろしければお茶に落とされてみては？」

透華「？？？」

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