過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲ主人公？」ハギヨシ「お嬢様」透華「そ、その５！」 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲ主人公？」ハギヨシ「お嬢様」透華「そ、その５！」

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954: ◆LA9PoGiCNE[saga]
2012/09/23(日) 00:54:12.99 ID:tdpaHuGho
咲「エヘヘ、そんな風に言われると照れちゃうよぉ……」

京太郎(別に褒めてるわけじゃねーんだけどな……つーか、無駄って言われてるのはいいのか？　とりあえず――――そっとしておこう)(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

咲「それでね、部長が京ちゃんも呼んできてって言ってたよ。個人戦決勝までいったご褒美あげなきゃ、って」

京太郎「普通なら喜ぶところなんだろーけどなあ……普段の部長のイメージがあるせいで、なに要求されるかわかったもんじゃねーんだよな」

咲「アハハ、それ聞いたら部長、泣いちゃうよ？」

京太郎「ナイナイ、ソレハナイ」

咲「そ、それはそうかもしれないけど……」

京太郎「正直な話、あんまり腹減ってないんだよな……奢ってもらえるのは嬉しいんだけど」

咲「もー、そんなこと言ったらダメだよ？　ほら、行こ行こっ、優希ちゃんとか染谷先輩も待ってるんだから！」(押せ…　押せ…！

京太郎「わかったー、わーったから押すな～！」(ｸﾞｲｸﾞｲｯ

　――そうして和やかに時間が進む。
　向かう先には全国出場をかけた県予選決勝。

京太郎「――――なあ、咲」

咲「な～に、京ちゃん？」

京太郎「明日の決勝、頑張ろうな……！！」

咲「――――ウン！！」

　決勝の相手に龍門渕が入っていることに多少モヤモヤしたものは感じるが、勝負は時の運。
　清澄が勝つにしろ、龍門渕が――透華達が勝つにしろ、自分はどちらにも素晴らしい試合だった、そう言える予感が京太郎にはあった。

京太郎(――――そういや、あの……池田？　とかいうのがいた学校ってどうなったんだろうな……)

　案外、アレで麻雀は強くて決勝まで進んでいたりしたら笑える。
　とりとめないことを考えながら、咲に背を押されて久達、清澄の仲間が待つ場所へ急ぐ京太郎であった。

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