過去ログ - 承太郎「怪異だと？」 -SS速報VIP

過去ログ - 承太郎「怪異だと？」

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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/14(金) 23:58:05.27 ID:D7qrV0J+0
着実に増えてると思う
ジョジョSS

25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/16(日) 07:27:47.87 ID:cHhhsWARo
これは乙よなー

26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/17(月) 00:31:09.75 ID:SmAOnyfho
すみません……なかなか時間がとれずあまり書けませんでした
とりあえず今書けている分を貼っていきます

27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:32:47.03 ID:SmAOnyfho
教室から出、後ろ手で扉を閉じ、一歩進んだところで、背中から、

「羽川さんと何を話していたの？」

と、声を掛けられた。

以下略

28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:33:35.33 ID:SmAOnyfho
承太郎「！」

戦場ヶ原「ああ、違うわ──『動いてもいいけれど、とても危険よ』というのが、正しかったのね」

加減しているのでもない、しかしかといって乱暴にしているのでもない、そんなぎりぎりの強さで──刃は、俺の頬肉を、引き伸ばす。

以下略

29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:34:48.44 ID:SmAOnyfho
戦場ヶ原「好奇心というのは全くゴキブリみたいね──人の触れられたくない秘密ばかりに、こぞって寄ってくる。鬱陶しくてたまらないわ。神経に触れるのよ、つまらない虫けらごときが」

承太郎「……おい──」

戦場ヶ原「何よ。右っ側が寂しいの？だったらそう言ってくれればいいのに」

以下略

30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:36:27.38 ID:SmAOnyfho
承太郎「う……ぐっ……！」

鋭い痛みと、鈍い味がする。
痛みで左手を掴む強さが緩んだ隙に、戦場ヶ原は掴んだ手を振り払い、俺の口にホッチキスを差し込んだ。

以下略

31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:37:37.29 ID:SmAOnyfho
戦場ヶ原「気付いているんでしょう？」

戦場ヶ原は俺に問う。

戦場ヶ原「そう、私には──重さがない」

以下略

32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:38:53.54 ID:SmAOnyfho
戦場ヶ原「中学校を卒業して、この高校に入る前のことよ」

戦場ヶ原は言った。

戦場ヶ原「中学生でも高校生でもない、春休みでもない、中途半端なその時期に──私はこうなったの」

以下略

33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:40:02.36 ID:SmAOnyfho
戦場ヶ原「ああ、別に理解しなくていいのよ。これ以上かぎまわられたらすごく迷惑だから、喋っただけだから。空条くん。空条くん──ねえ、空条承太郎くん」

戦場ヶ原は。
俺の名を、繰り返して、呼んだ。

以下略

34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage　]
2012/09/17(月) 00:41:36.64 ID:SmAOnyfho
戦場ヶ原「同情してくれるの？お優しいのね」

戦場ヶ原は、吐き捨てるようにそう言った。汚らわしいとでも、言わんばかりに。

戦場ヶ原「でも私、優しさなんて欲しくないの」

以下略

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