過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智紀「……その５」【龍門渕】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智紀「……その５」【龍門渕】

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566: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/09/16(日) 14:18:05.60 ID:9vJDMqhe0
衣「……京太郎、ちょっとこっちに来てくれ」

京太郎「……はい？」

衣「えいっ」ｷﾞｭｰｯ

京太郎「はいぃ！？」

思い切り抱きしめられた。

衣「ふはは、どうだののか！」

衣「衣が一番京太郎に近いんだぞ！ののかには触らせないぞ！」

和「は、はぁ」

衣「さぁ、一。一も京太郎に抱きつくんだ！」

一「……いや」

一「えっと……それはちょっと……は、恥ずかしい……かな///」

衣「いいのか一！このままだと京太郎がののかにとられるんだぞ！？」

一「……う」

一「ぐ……ぬ」

一「……」

一「……」ｷﾞｭｯ

一「……えっと、きょ、京太郎君は渡さないぞー……？///」ｷﾞｭｯ

結局一さんは後ろから、自分の顔が見えないように抱きついてきた。

ようし、落ち着け、どうして俺はこんなラノベのハーレム主人公まがいみたいなことになってるのか。

和「……いいご身分ですね、京太郎君」

京太郎「いや、俺は別に望んでないんだけど！？」

一「……む」

衣「やっぱりおっぱいなのか京太郎！？」

衣「衣や一みたいなまな板じゃダメなのか！？」

京太郎「いや、そういうわけじゃ……」

和「……ひどいです京太郎君。私をそんな目で見てたんですね……」

京太郎「見てません！」

あながち間違っていなかったけど……いや、今は違うって、本当に。

和「……ふふっ」

和「そうしているところを見るとなんだか衣さんが人懐っこい三女、一さんがおとなしい次女、京太郎君がしっかりものの長男の歳の離れた兄弟みたいですね」

面白そうに和はくすくすと笑う。

こっちとしては色々大変なのだ……理性を抑えるのとか。

京太郎「そんな客観的に見てる暇があったら助けてください！」

和「いえいえ、とてもほほえましい光景ですよ？」

衣「渡さないぞ！」

一「僕が次女で衣が三女……あれ、長女は？」

和（……長女は私です、なんていえるはずありませんよね）

和（……むぅ、胸がもやもやします）

……その後、俺の部屋に来た透華の怒声でようやく俺の体から『三人』がはずれたのだった。

おわれ

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