過去ログ - 梓「けいおん!after story?」
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994:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/11/23(金) 04:23:04.82 ID:Il9WV7Tmo
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憂「…寝ちゃった…、のかな?」

岡崎「……すぅ、……すぅ……」

彼と肩を並べて勉強することもう7時間以上は経つ。

憂「ご飯食べる時以外、ずっと勉強してたんだもんね。…ちょっとだけなら、いっか」

岡崎「……ん……ぅん……」

憂「ふふ……子供みたいな寝顔。可愛いな」

岡崎「……」

憂「……ちょっとなら、いいかな」

無言で彼の頭を撫でてみる。

岡崎「……ん……」

しばらく撫でていると彼は気持ち良さそうな声をあげた。…やっぱり、可愛い。

憂「……」


………

……





撫でているうちに気がつけば、自分の指は彼の頭髪を優しくすいていた。

彼の髪の毛の一本一本をゆっくり、ゆっくりとかるくつまんでは離して…

そんな事をただ、繰り返していた。

憂「……気持ち良さそうだし、いいよね?」

岡崎「……ぅ……ん」

憂「……髪の毛、ごわごわしてる」


初めて触る男性の髪の毛は、自分や友達のそれとは違い、太くて少し、ざらついていた。


憂「……」


そのまましばらく彼を撫でていた。


岡崎「……とぅ……さん……」


憂「……」




そのまま、彼が起きる一時間後まで、ずっと、優しく触れていた。



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