136: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:23:09.80 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「それにしても、お前が学校で寝るなんて珍しいな。放課後とは言え」
える「そうですね……。春の日差しがあまりに心地よいもので、ついうとうととしてしまいました」
千反田は少しはにかんで言った。
確かに最近ポカポカ陽気で、実に眠るのには適している。いかにも『春』って感じだ。
かく言う俺も、何度授業中に眠たくなるのを堪えたことか。
奉太郎「ああ、確かに気持ちいいよな。……俺も何だか眠くなってきたかも知れん」
あくびをしながら言う。
える「ふふっ。部活動中ですけど、今なら特別大目に見てあげます」
なんだ、自分は寝ていたくせに。と、反論する気力は、もう俺には残っていなかった。
急速に意識が遠のいていく……。あ、花畑が……、見え……、る……。
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