274: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/29(土) 00:25:33.22 ID:i9ZekBNR0
ちょっと多すぎでは、と思った弁当だったが、四人で見事に完食した。
山道を歩いてみんな腹が減っていたのだろう。
里志「はぁ、食べた食べた……。幸せな気分だ」
里志がゴロンと横になって言う。
える「折木さん、お茶をどうぞ」
奉太郎「ああ、ありがとう……」
千反田が差し出してくれたカップに手を伸ばしたそのとき……。
奉太郎「あ……」
える「あら」
カップの中に桜の花びらが一枚舞い降りた。
える「うふふ、何だか風流ですね」
奉太郎「そうだな……」
俺たちは、しばらく手を重ね合わせていた
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