44: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 20:32:21.34 ID:La4hkDje0
生唾を飲み込む。二人の間に緊張が走る。
える「わたしが泣いたのは……、わたしが折木さんのことを好きだからです。
折木さんの言葉が、悲しかったからです!」
千反田はまた泣いていた。
える「……バカなことじゃ、ないです。わたし、折木さんとキスしたことが嬉しくて、
ひくっ、それなのにもうしないって言われて、悲しくて、我慢できなくて、
うううっ」
俺は今度こそ自分の愚かさを呪った。
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