69: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 21:42:10.51 ID:La4hkDje0
とりあえず、千反田をリビングに招き入れる。
える「お家の方はいらっしゃらないんですか?」
奉太郎「姉貴は大学、親は仕事だ。さっきまでずっと寝てたところだ」
える「顔色は良さそうですね。……」
千反田の白い手が伸びてくる。不覚にもドキッとしてしまった。手はそのまま、俺の額に当てられた。
ひんやりして気持ちいい……。
える「……でもまだ少しありますね。安静にしていた方がいいでしょう」
奉太郎「少しくらい平気さ。これでも朝に比べれば、ずいぶん良くなったんだ」
える「でも、油断は大敵です。わたし、何かして上げられないかと思って来たんですけど……」
その気持ちだけでも嬉しい。もちろん口には出さなかったが。
366Res/202.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。