84: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 22:12:55.11 ID:La4hkDje0
里志「ホータローは、彼女の気持ちに応える覚悟、あるのかい」
もちろんある。と言おうとして、俺は言葉を飲み込んだ。
果たして本当にそうなのだろうか。
確かに一昨日、俺は千反田と結ばれた。いい加減な気持ちで言ったつもりは毛頭ない。
あれは俺なりの精一杯だった。だが、俺は千反田に、自分の気持ちをぶつけただけではないのか。
なるほど千反田は俺の気持ちを受け入れてくれた。
だが俺は、真に千反田の気持ちを受け止めたと言えるのだろうか?
里志「あっ、あれ千反田さんじゃないか」
俺の考えは、里志の言葉にかき消されてしまった。
見ると正門のところに千反田が立っている。
366Res/202.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。