86: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 22:16:54.86 ID:La4hkDje0
奉太郎「俺を待っていたって言ってたが、何か用だったか?」
える「いえ、用というのではないんです……。ただ……」
奉太郎「ただ?」
える「一刻も早く、折木さんにお会いしたかったんです……」
奉太郎「……」
こ、これはかなり恥ずかしいぞ。
誰かに聞かれていないだろうかと、周りを見回すが、俺たちに注意を払うそぶりの生徒はいない。
奉太郎「……とりあえず、行こうか」
える「はい」
俺と千反田は、並んで歩き出す。こうして俺たちは、短い距離ではあるが、一緒に登校した。
俺はといえば、千反田を抱きしめたくなる衝動を抑えるのに、必死だった。
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