過去ログ - 奉太郎「38度9分か……」
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98: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 22:40:52.86 ID:La4hkDje0
える「折木さん、そんなこと考えてたんですか……」

千反田は、深く息を吐くと話し始めた。

える「いいえ、折木さんは誰よりも真摯な人です。わたし、正直言って感動で胸が震えてしまいました。
  この人は、そこまでわたしのことを考えてくれる。こんなにもわたしを思ってくれてるんだって。
  わたしこそ、自分のことしか考えてなかったって、思い知らされました。
  
  わたし、折木さんに告白されて、浮かれていました。それこそ折木さんしか見えなくなるくらいに。
  昨日お見舞いに伺ったのだって、決して折木さんの為じゃないんです。
  わたしが、したいことだったからしたんです」

奉太郎「千反田……」

える「でもね、折木さん。わたしは、折木さんがお見舞いが嬉しかったって言ってくれて、嬉しかったです。
  そういうものじゃないでしょうか。
  自分のためにしたことが、相手の感謝を呼んで、その気持ちが返ってくる。
  素敵なことだと思います」

ううむ……。



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