57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/09/13(木) 02:59:23.69 ID:W11sPiiu0
ミサカ?「命の恩人に対し非情に申し上げにくいのですが、と、ミサカは少し遠慮気味に本題を切りだします」
上原「な、何かな?」ドキドキドキ
ミサカ?「この子の親である存在はすでに壊滅しています。この子もこのまま眠らせてあげるべきだ、と、ミサカは感情を押し殺して事実を述べます」
上原(は? 親? 壊滅? 何言ってんだ?)
ミサカ?「どちらにせよ調整する者がいないこの子はいずれ壊れます、と、ミサカは淡々と口を開きます」
上原「よ、よく分からないけど、この子の命をどうするかなんてこの子以外には決めさせないよ?」
ミサカ?「……! そうですか…、と、ミサカは少し表情が和らぐのを隠せません」
上原「あ、あのさっ、この子のこと詳しいなら色々教えてほしいんだけど!?」
ミサカ?「それはできません、と、ミサカは即答します」
上原「なんで?」
ミサカ?「ミサカ10023号はこれから行かなければいけない場所があるからです、と、ミサカは事実を述べます」
上原「いちまんにじゅうさん?」キョトン
ミサカ?「それでは失礼します、と、ミサカはもう一度頭を下げます」
上原「そ、それならさ! この子の名前だけでも教えてくれないかなっ!?」
ミサカ?「………未完成品、と、ミサカは小声で告げながら去っていきます」タタタッ
上原「みかん、…なんだって?」
少女「………」ハァ………ハァ………
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