過去ログ - 歳納京子の“さくひま”日記【ゆるゆり】
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/09/13(木) 18:19:57.28 ID:4zMPelADO
京子「しっかし、今日は風が強いね〜。まさに“春一番”だね!!」

登校路を歩きながら、あたしは呟く

向日葵「あ、あの〜……今は秋ですわよ?」


後ろから、青髪の後輩ちゃんを付いてきながら話してきた


京子「あ、そっか。なら、“秋一番”だね!!」

向日葵「そ、そんな言葉、聞いたことないですけれども……」

京子「んー?だって、あたしが今作ったんだもん。」


そう言って、あたしは振り返る
そして、後輩の顔を見ながら……


京子「そう、今君は、新しい日本語が生まれる瞬間に出会ったのだよ!!

あたしから生まれたこの“秋一番”って言葉は、数年後にはきっと日本中の若者達が使っているにちがいない!!」


高らかに声を上げる!
強く輝く眼差しで、後輩ちゃんの目を見つめる!


向日葵「え、えっと……あの……」


後輩ちゃんは明らかに戸惑った表情、目が泳いで、口は何かを言いたそうにパクパクしているが何も言葉が出ない

困っている……“ツッコミ”に……


この巨乳な後輩ちゃんには、少しスケールの大きなジョークだったのかな……


向日葵「そ、そうですわね!私もきっと、は、流行ると思いますわ!」


ここは合わせておこう、ってな感じで、後輩ちゃんは笑顔であたしに同調してきた

ぎこちなさそうに、或いは笑いを堪えながらの作り笑顔には、後輩ちゃんのしおらしさや気遣いが満面に感じられた……



京子「……向日葵ちゃん……」

向日葵「は、はい……?」

京子「あんた、好い人や〜!!」

向日葵「え?え!?きゃっ!?」


あたしはその笑顔に向かって走って行き、その懐に飛び込んだ
後輩ちゃんの身体をギュッと抱き締める……


向日葵「せ、先輩!?あ、あの……」

京子「気にするな〜!あたしからの愛の意志表示や〜!」


さらに力を込めて抱き締める


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