過去ログ - 京太郎「我ら、清澄高校麻雀部！！」　優希「その3だじぇ！」 -SS速報VIP

過去ログ - 京太郎「我ら、清澄高校麻雀部！！」　優希「その3だじぇ！」

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34:Agaton at 関西 ◆PsGV4NNuzI[saga]
2012/09/18(火) 00:12:37.58 ID:nzdq5cm10
〈部室前〉

咲(な、なんで、部長がロッカーの中に居るの!?)

〈部室〉

久「何って、サプライズ？」

京太郎「なんで、疑問形なんですか…」

久「冗談よ。実は、須賀君を待ってたのよ。ロッカーの中にいたのは、須賀君が最初に手を付ける所だから。おもしろ半分よ」

京太郎「…左様で…」

久「聞いて頂戴、私は君にとても感謝しているの。君は宮永さんという逸材を連れてきてくれた。おかげで私たちは、県大会の団体戦に出場出来るわ。」

久「それに、自分も個人戦があるのに、雑用を嫌な顔一つせずやってくれる」

京太郎「それは、俺がそれくらいしか部に貢献できないからですよ。大会が近い今、初心者の俺よりも実力者である皆が練習するほうがいいから…」

久「須賀君、それは違うわ。須賀君の実力はかなり上がってきてるわ。このままいけば県大会でもいい成績を残せるくらいに…もう、初心者というレベルじゃないのよ」

京太郎「でも、インターハイに出場できる可能性のある女子の方が優先されるべきですよ」

久「そうね…そこは確かにそうなの。でも、それじゃ須賀君があまりにも不憫。何か報いることができないかと、君のことを知ろうとしたの」

京太郎「部長…」

久「須賀君の友人に話を聴いたり、君をさりげなく観察したり…」

京太郎「………」

久「そうしたらね、気づいちゃったの」

京太郎「何にですか？」

久「私は須賀君が好き」

京太郎「…えっ!?」

久「もう一度言うわ、私は須賀君が好きなの」

京太郎「ぶ、部長？」

久「部のみんなが心おきなく練習できるようにさり気なくサポートしててくれた、それこそ毎日気を使ってくれてた」

久「そんな、優しい君を見てるとね…ずっと一緒にいたい、私のことをもっと見て欲しいって思っちゃたの…可笑しいでしょ。私、こんなロマンチストだったの」

京太郎「部長…」

久「でもね、好きっていう気持ちは本当よ。須賀君…私はあなたが好き。この気持ち受け入れてくれないかしら」

京太郎「部長…いつのも部長らしくないですね…」

久「…そうね……」

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