27: ◆0WipXNi8qk[saga]
2012/09/14(金) 22:22:42.29 ID:zSW76R5do
「よし、それじゃあここには小鷹に残ってもらおうか」
「え、俺ですか?」
「あぁ。見た感じ、まだ朱音と火輪はお前を凶悪ヤンキーとして見ているようだから、この機会に仲良くなってくれ!」
「そ、そうですか…………」
「ち、ちがっ、そんな事ないって日向! ただ、その……」
そう言って俺から目を逸らして弁解しているのは、副会長のボーイッシュ系女子大友朱音さんだ。
その隣に座っている純和風系美少女の神宮司火輪も気まずそうに俯いている。
確かに日向さんの言う通り、この二人はまだ俺と気軽に話そうとしない。
それはいくら期間限定とはいえ、これから一緒に仕事をしていく上で解決したほうがいいと日向さんは考えたのだろう。
そんな二人の様子を見た葵は慌てて、
「だ、大丈夫ですよ二人とも。小鷹くんは悪い人なんかではありません!
むしろカッコいい上にユーモアもあって優しいっていう素晴らしい人なんです!!」
「…………」
葵のフォローになぜか夜空が凄まじい目で睨んでくる。
マジで怖いから止めてほしい。
そして日向さんも葵に続いて、
「あぁ、葵の言う通りだ。私だってできるなら小鷹と一緒に居たい。しかしまぁ、これも生徒会のためだしな」
「…………」
ついにビキビキと額に青筋を立て始めた夜空。
すかさず俺が幸村に目で合図すると、すぐに夜空を抑えてくれた。
あのままでは後ろから日向さんを刺しかねない。
そんなわけで不安は沢山あったが、とりあえず日向さんの言う通りに別れて仕事をする事になった。
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