過去ログ - 槍兵「竜騎士になりたいんです」 役所「無理です」
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[saga]
2012/09/17(月) 22:18:36.52 ID:6CL/DRn00
遅れてやって来た竜騎士が合流し、全員グラスを片手に乾杯を済ませ、各々次々と運ばれてくる食事に舌づつみをうつ。
槍兵「びっくりしましたよ。 色んな意味で」
技師「城の催事から抜け出してきたんですか? ずいぶん早いっすね」
竜騎士「ああ。 どうせ貴族達の話を聞いて社交辞令を口にするだけだからな。 早々に退散してきたんだよ」
薬師「だ、大丈夫なんですか?」
竜騎士「もちろんだ。 というより、俺が途中で抜け出すのは、もはや恒例化してるからな。 皆、半ばあきらめているのさ」
槍兵「竜騎士特有の跳躍力が、逃げ足につかわれているとは・・・・・・」
技師「さすがっすね。 持ちうるものは何でも使うと」
薬師「もう、槍兵さん! 兄さんも!」
竜騎士「まったく、言ってくれるな」
「「「「ははははは」」」」」
技師「しっかし、本当にすごいよな。 今回に限らず、何度も重要な役職を任されるなんてのはさ」
槍兵「だな。 もうこのままだと歴史の教科書に載っちゃうんじゃないですか?」
竜騎士「俺なんかよりも、この国にはそれにふさわしい人たちが沢山いる。 俺なんてまだまださ」
薬師「相変わらず謙虚ですね」
技師「本当だよ。 もう少し欲を持ったほうがいいんじゃないっすか?」
竜騎士「十分すぎるくらい俺は欲張りだよ。 だから、毎度毎度、広げすぎた風呂敷に苦労するんだ」
技師「一人で誰もかれも救おうっていうには、この国は広すぎますからねぇ」
槍兵「まぁ、僕はそのおかげで助かったわけだけどね」
竜騎士「そうか・・・・・・。 あれから大分経つな。 ちょうど、俺がこの国に来た頃だったか・・・・・・」
槍兵「はい・・・・・・。 三年前、まだ魔王が存在して、僕が魔物の軍勢と戦っている時でした」
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