過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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14:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/09/17(月) 02:59:00.15 ID:eIy8DIOCo


【プロローグ】





「爺、呼び出したのはコイツの件か?」


間桐邸。

俺は首から胸元の辺りに刻まれた3画の聖痕を見せ付ける。

それにしゃがれた声で笑い、答えるのは間桐臓硯。


臓硯「左様。しかし、まさか御主にまで令呪が宿されるとはのう……いやはや、聖杯というものは気紛れだわい」

「うるせぇよ、妖怪」


俺はざっくんばらんに切り捨てる。

こいつは何時もそうだ。

人を食ったような話し方ばかりをする。

しかも、最悪なことに……こいつとは言い方はあれだが、古い馴染みという奴になる。

俺はさらけ出していた令呪を隠す。

臓硯はそれに、また笑った。


臓硯「聖杯戦争……その戦いは7人の魔術師と7人のサーヴァントによる殺し合い……そして、我が陣営は今2人のサーヴァントを抱えておる」

「俺と、アンタか」

臓硯「ワシと、桜じゃよ」


否定。

そして出てくる桜の名前。

なるほど。

今は、俺の名前は頭数には入ってはいない、ということか。

そして、それはどうなるかは今は不明だ。


「俺が望めば、アンタの下に入れる」

臓硯「敵対を望むのならば、その腕を残して死ぬだけよ」


なるほどね。

俺は小さく、ため息を一つ。

こんな妖怪との関係、持つもんじゃない。

そう、思うしかなかった。



「俺は―――……」





【プロローグ・END】


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