18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:52:32.80 ID:+1h5mk+to
狭い階段を下りて、プロデューサーの隣に並ぶ。
「まだ暑いけど、なんかすっかり秋だなぁ」
暗めの空を仰いでプロデューサーが言った。
「そうですね」
街行く男の人は夏のままだけど、
女の人の中には秋物を身に着けている人が多い。
よく晴れた夜。
私たちは別々のところを見ながら、同時に秋の訪れを感じていた。
それがなんだかうれしくて、
私は誰にも見えないようにして一人で笑った。
56Res/25.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。