過去ログ - 雪歩「その手」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:03:48.80 ID:+1h5mk+to

タイミング悪く、メインのよくわからない名前のお肉が運び込まれる。

お皿がテーブルに置かれる音が、
どこか気取ったざわめきの中に溶け込んでいった。

給仕の人の足音が遠のくのを聞いてから、こらきれずに言う。

「私、本当にダメダメなんです。
いつも報告書に書くことも嘘ばっかり。
本当はそんなにうまくいってません。
それに、今日だってインタビュアーが男の人だったから、失敗だらけ。
こんな私より、ほかの子をプロデュースした方が、きっといいと思います」

思いっきり目をつぶった後に、顔を上げる。

油断するとすぐに涙が零れ落ちてしまいそうだ。


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