34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:06:34.38 ID:+1h5mk+to
たぶん、決定打。
でも、これでいいんだ。
プロデューサーはできる人だから、すぐ私なんか置いて行って、ほかの子を上手にトップに導くんだろうな。
そのプロデューサーは、腕を組んで黙ったままだった。
そしていったん視線を落とすと、とりなすように笑った。
「わかった。
ひとまずさ、食わないか。
せっかく高いのを頼んだんだ。
このままにしておくともったいないだろ?」
そう言って目の前の少し大きめな手がナイフを持つのを見て、
私も同じようにナイフを持って、お肉を切った。
お肉は柔らかかったけど、やっぱり味は感じられない。
私はただ手を動かして、一定のペースであごを動かし続けるだけの作業を続けた。
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