過去ログ - 結標「私は、許さない」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/09/17(月) 17:48:24.47 ID:Kk3uRK0Z0
小萌は優しい。優しすぎる。
素性のわからない私を有無を言わさずいきなり家に連れてきたと思ったら、挙句の果てに世話までしてくれるのだから。
その姿はまるで、世間一般にいう『理想の母』そのものだし、私に言わせれば聖母とほぼ変わりはない。
ホントやめてよね。――――ますます離れづらくなっちゃうじゃない。


「でも、門限破りは許さないのですよ!今日の晩御飯作ってくださいなのです!」

念のため聞いておくけど……変なもの食べた?

「ば、バカにしないでください!結標ちゃんもやればできる子だと先生は信じています!チャレンジ、チャレンジ!」


そうは言っても……ねえ。
この前私の料理を食べた小萌が病院に運ばれたのを覚えてないのかしら(なぜか私は無事だった)。
フライパンとかも一気に買い替えるハメになったし、料理はもうしないと心に決めたわ。


「まったくもう……。それじゃあ、姫神ちゃんも呼んで焼肉パーティでもするのですよー」

え?昨日もやったと思うけど……。

「野菜を切るくらいはさせますので、心の準備くらいはしていてくださいね」


そういう作戦だったのか、失念していたわ……。
でもまあ、それくらいはしてやってもいい。
やってもいいってのはちょっと傲慢か。練習程度にたまにはやらないとね。

でも、秋沙が焼肉は太るから当分食べたくないって言ってなかったかしら。



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