過去ログ - 結標「私は、許さない」
1- 20
890:>>1[saga]
2012/11/09(金) 19:33:20.90 ID:0W9Dtexe0
バードウェイが質問を投げかける。


「お前の仲間はどこにいる?」


サンドリヨンは顔の筋肉を動かさないように気をつけているらしいが、その頬がわずかに震え始める。


「お前の目的は何である?」


符が輝く。
サンドリヨンにわざと拒否感情を与え、その心の壁の位置から彼女が守ろうとしている場所を暴こうとする。
彼女に抗うことはできない。
当然だ。
クリアされることを前提に製作されるパズルやテレビゲームとは違う。プロの仕掛けた網には、そもそもゴールすら用意されていないのだから。プレイヤーの腕など関係ない。


「割り出しは順調だ。あと三〇秒もあれば朗報が待っている」


バードウェイが適当に言った、そのときだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/532.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice