過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その2【土方×もっさん】
↓
1-
覧
板
20
939
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2014/01/11(土) 22:11:08.85 ID:pFymlYf00
あれは501が歳結成された日の夜のこと。
少佐のお言葉を誤解した中尉によって、私は一度生死の境をさまよったことがある。
中尉もあの時のことを思い出したのか、きまり悪げに視線を外した。
「あ、あの時はその……申し訳ございませんでしたわね」
「い、いえ…………」
「今思い出しても顔から火が出る思いですわ……圭助さんがそのような方でないことは分かっておりましたのに」
そう言った後、中尉は少し表情を引き締める。
何度か逡巡するように視線をさまよわせた後、中尉は徐に切り出した。
「圭助さん……あの時お聞きしたこと…………今ならはっきりと答えが出ているのではありませんこと?」
「ペリーヌさん……」
それは私にとって半ば予期し、半ば予想外な質問であった。
あの時、中尉は私にこう尋ねられた。
―――貴方は坂本少佐の事、どうお思っていらっしゃいますの?
それに対し私は、お答えいたしかねます、と曖昧な言葉で逃げた。
少佐への気持ちが私自身不分明であったというのもあるが、答えてしまったら少佐と今までの関係を続けられないのではないという恐れもあった。
その時は中尉もそのあたりを察して下さったのか、それ以上の追及はせずに済ませて下さったのだが…………
ペリーヌさんは続ける。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/554.66 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その2【土方×もっさん】 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1347892033/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice