過去ログ - 狐娘「早う脱げ」男「だが断る」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/19(水) 22:27:59.39 ID:rJH4JI2W0
ガチャ チリンチリン

男「マスター……て、あれ」

女友「いないの?」

男「いつもいる筈なんだが……」

狐娘「おい」

男「お」

狐娘「さっきから会話に入れなかったが……マスターとはどの様な者じゃ」

男「ああ、お前は知らないだろうな。昔からの俺たちの知り合いだよ」

狐娘「ほう。昔からのか」

男「知識豊富で運動能力抜群。それなのに全然威張らないで謙遜ばかりする。そしてとても気さくでいい人だ」

狐娘「会うてみたいよの」

男「そろそろ来るんじゃないか?……お、足音が」

ガチャ

マスター「や、や、これは坊ちゃんでしたか。それにお久しぶりですね、皆さん」

友A「所用でねマスター。暫く滞在するよ」

友E「てかなんで泥だらけ?」

マスター「いやいや、山に山菜採りに行ってたんですよ。見てくださいほら、シイノミ、サルナシ、アケビ、ヤマブドウ。クルミ、アキグミと大漁ですよ。オマケに自然薯」

友C「老化を知らないマスターwww」

友A「俺らのマスター、今なお健在か」

マスター「もうすぐ夕方ですね………"いつもの"しときますから、また夜に来てくださいな」

友B「やった。マスターの"いつもの"が出るぞ」

友D「マスターの日替わりケーキがまた食えるのかぁ」

男「じゃあお前ら、出直すか」

友E「そうしよ」

男「じゃあマスターまたね」

マスター「お待ちしておりますよ………おや、その子は?」

男「ああ……ちょっとした理由で預かってるんだ……マスター?」

マスター「…………ん、ああ!坊ちゃん、では夜に」

男「じゃあね」

バタン

マスター「………………」

マスター(あの娘………どこかで……?…いや、私の気にし過ぎでしょうか?)

マスター「おっと、変な考えが有っては美味しいケーキを作れませんね。さて、集中しますか」


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