過去ログ - 岡部「電話レンジを、壊した……だと?」
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1: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 22:58:27.32 ID:ECz+2bAE0
シュタゲSSです。
間違いがあったら指摘してもらえるとありがたいです。
暗黒次元のハイドを聞いてない人は、先にそちらを。
シュタゲってみんな良いキャラしてるよね。
基本的に20〜23時の間に投下します。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 22:58:56.32 ID:ECz+2bAE0
遊びのようなものだった。

ただの好奇心だった。

時間を遡るメール。過去を変えることのできる未来ガジェット。
以下略



3: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 22:59:41.40 ID:ECz+2bAE0
世界を牛耳る闇の秘密結社。

人体実験。

秘密を知ろうものがいれば、この世から消し去られる。
以下略



4: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:00:14.53 ID:ECz+2bAE0
だけど同時に、不安もあった。

過去を改変するなど、予測もつかない実験をしてもいいのか。

早くやめるべきではないか。
以下略



5: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:01:46.67 ID:ECz+2bAE0
俺が不用意にDメールを送ってしまったせいだ。

みんなの思い出を犠牲にしてしまったのは、全部俺の責任だ。

まゆりに何度も何度も、痛い思いをさせてしまったのは、俺の責任だ。
以下略



6: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:02:24.26 ID:ECz+2bAE0
全て、俺のせいなんだ。

それでも俺は、まゆりを助ける。

皮肉にもそのためには、Dメールを送ってみんなの思い出を犠牲にしなくてはいけない。
以下略



7: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:03:07.67 ID:ECz+2bAE0


紅莉栖「……?」

紅莉栖「どうした? 岡部。思い詰めたような顔をしてるけど」
以下略



8: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:03:42.08 ID:ECz+2bAE0
紅莉栖「………」ハァ

紅莉栖「まゆりのこと?」

岡部「………」ピク
以下略



9: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:04:13.55 ID:ECz+2bAE0
岡部「俺は、まゆりを救うためにも、Dメールを送らなくてはいけない」

岡部「ルカ子が、女として生きてきた16年間をなかったことにする」

紅莉栖「……あんた、漆原さんとデートするんでしょ? そんなしょげた顔するな」
以下略



10: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:04:51.63 ID:ECz+2bAE0
岡部「……俺は鈴羽やフェイリスの思い出を犠牲にした」

岡部「俺の勝手な理由で、思い出をなかったことにした」

岡部「フェイリスの大好きな父親も、もう存在していない」
以下略



11: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:05:32.71 ID:ECz+2bAE0
岡部「……フ。鳳凰院凶真といえ、闇の秘密結社であるSERNを相手にすれば、」

岡部「苦戦するのだ」

紅莉栖「調子に乗るなっ」
以下略



12: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:06:06.51 ID:ECz+2bAE0
岡部「Dメールを送れば、世界線がどう変動するかは予測がつかない」

岡部「……もしかすれば、今より酷い世界線に行ってしまうかもしれない」

岡部「ラボもなく、鈴羽もいなく、未来にディストピアが待つような世界線にとんでしまうかもしれないんだ」
以下略



13: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:06:36.24 ID:ECz+2bAE0
岡部「最後は余計だ」

紅莉栖「ふふっ、でも……、無理しないで」

岡部「……はっ」
以下略



14: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:07:25.08 ID:ECz+2bAE0


ルカ子が女として生きてきた16年間は、俺の勝手な理由でなかったことにする。

まゆりを救うために。
以下略



15: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:08:08.04 ID:ECz+2bAE0
入力を完了させ、後は紅莉栖に頼んで電話レンジを起動してもらう。

そして、親指に力を込めてメールを送信すれば、世界は変わる。


以下略



16: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:08:50.48 ID:ECz+2bAE0
岡部「ルカ子……」

岡部「今日のこと、たとえお前が忘れてしまっても、」

岡部「俺は絶対に忘れない……」
以下略



17: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:10:23.11 ID:ECz+2bAE0
岡部「俺はルカ子も助ける……。ルカ子だけじゃない」

岡部「紅莉栖に、まゆりに、鈴羽に、フェイリスに、……ついでにダルも」

岡部「ラボメンに、辛い思いをさせたくない」
以下略



18: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:10:50.89 ID:ECz+2bAE0





以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/20(木) 23:11:32.29 ID:BcO/Jpt9o
うおお


20: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:11:37.61 ID:ECz+2bAE0




岡部「……?」
以下略



21: ◆N0Gpc9Esvo[saga]
2012/09/20(木) 23:12:27.68 ID:ECz+2bAE0
岡部「な、なんだこの血まみれの男は!?」

岡部「(し、死んでる? どうして? 何故?)」

岡部「あ……、ぁ……っ」
以下略



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