過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで鸞翔鳳集……だと……？」菫「４スレ目だな」【白糸台】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで鸞翔鳳集……だと……？」菫「４スレ目だな」【白糸台】

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22:>>21 ブラボーは師匠じゃないです。色々あった知人です。師匠は死んでないけど行方不明[saga]
2012/09/21(金) 21:49:45.96 ID:XnHdiRLdo
トシ「ふむ・・・ふむ・・・やっぱりあの男に指導の才能は無かったか。まあ分かってたことだけれども」

京太郎「師匠の知り合いなんですか？」

トシ「知り合いも何も結構前からあいつの、WSGの少し前からは健夜もだけど師匠やってたからね、私は」

京太郎「・・・え？ええええええ！？」

驚くのは当たり前だ。
滅多に自分の事を話さない厳格な師匠と、現役日本プロ最強。
その二人の師匠であるのだという。
世界最強の座を頂いたチームの中核の師匠。ならば、彼女の指導の腕は必然的に世界の頂点の域にあると言えるだろう。

トシ「ま、チーム全体の指導もしていたからそのついでさ。あんたの師匠は一から鍛えていたからまた別枠だけれども」

京太郎「そんなすごい人が率いるチームと俺達試合してたんですね。すげえ」

トシ「負けたのも指導者の責、というやつさ・・・ふむ、読み終わった」

ノートのページを閉じ、彼女は京太郎に向き直る。
その目は真剣で、そこに込められている感情は彼女ほどの目を持たずとも伺える。

トシ「小鍛治の書き込みで多少は分かりやすくなってるとはいえ、このノートだけじゃ奥義習得まで十年はかかる」

京太郎「なんとなくそんな気はしてました」

トシ「基礎が出来てないんだ、基礎が。基礎が出来てない状態で小技に頼るから、無理が出る」

京太郎「基礎？ですけど俺は」

トシ「ま、確かにこの中では一番しっかり基礎が出来てはいるが、ここに書かれている技を使うにはまだ不足してるんだよ」

京太郎「・・・もしかして、俺に？」

トシ「ああ。何時から始める気だい？」

京太郎「実働は正午からです」

トシ「あと二時間、十分だね」

トシ「この二時間で、アンタを鍛え上げる。ついてこれるかい？」

京太郎「勿論！よろしくお願いします！」

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