過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで鸞翔鳳集……だと……？」菫「４スレ目だな」【白糸台】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで鸞翔鳳集……だと……？」菫「４スレ目だな」【白糸台】

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696:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/30(日) 22:19:01.79 ID:+JLeokRio
透華「(もしも『そういう事』が本当にあるのなら、颯爽と・・・)」

そんな彼女の耳に、人の声や足音が聞こえ始める。
ここに向かってくる人の気配だ。

透華「あら・・・？人の声？もう、ハギヨシったら今は執務室に誰も近付けるなと言いましたのに」

しかし、あのパーフェクト執事が人の言い付けを訳もなく破るだろうか？
・・・いや、ありえない。それはない。天地がひっくり返っても、だ。

透華「(でも、どこか聞いた覚えのあるような声)」

それも、心のどこかで待ちわびていたような。
いつか繋げた人の縁を、いつか繋がる人の縁を辿り、誰かの危機を感じ取る。
無意識で間のいい男。

淡「あら？物音がしないわね。居ないのかしら」

照「休憩してるんじゃないかな」

京太郎「んー、ハギヨシさんが居るって言うなら居るんだろうけど・・・この隙に透華さんの部屋の名前の両端に『†』って書く悪戯を実行すべきか」

尭深「†龍門渕透華†」

誠子「！？」

菫「おいおい、それは・・・」

透華「絶対に止めて下さいまし！！」

颯爽と格好良く王子様のように現れていれば、フラグも立っていたかもしれないがそんなものはない。
須賀京太郎の平常運転は、大体こんなノリだからだ。

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