過去ログ - アイドル「休暇中にSAOってオンラインゲームしたら閉じ込められた」※微鬱注意
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[saga]
2012/09/29(土) 20:01:53.30 ID:8AqwNY6DO
ミミちぃ「…………ほえ?」
一行が中に立ち入っていくと、寝ぼけ眼を擦っている同僚が出迎えた。
乱雑に広げられたシーツにへたりと座り込んでいる。
どこか上の空だ。
翡翠(ひすい)と同じ色彩の瞳はあさってを向いて、はだけた胸元やお腹回りから白く健康的な肌が覗く。
着衣の乱れといい、まさに起き抜けといった風だ。
もしかしたら、ノックの音で目を覚ましたのかもしれない。
スラスト「早く起きて。みんなもう用意できてるよ」
ミミちぃ「ふぇ…………アイドル、ちゃん?」
ぽけっとした声が返される。いまいち要領を得ない様子だ。
艶かしい寝起き姿にロレスは顔を赤くしているし、シリカに至っては苦笑い。
早寝するくせに朝は弱いのか。もう少し時間がかかりそうかと嘆息しかけて、
ミミちぃ「え?」
ミミちぃ「あっ、あ、あ、あ、アイドルちゃん!? それにみんなも!?」
唐突に覚醒したらしい同僚が、打って変わって慌てふためく。
ミミちぃ「え、あれっ? あれっ? みんないつの間に!?」
スラスト「今さっきだよ。ごめん、みんな待ってたから入らせてもらってた」
ミミちぃ「え、えぇっ!? ちょ、ちょっと待って!!」
ベッドから降りてばたばたと支度をしだす。
追い詰められた小動物もかくやという狼狽ぶり。
知られたくないことでもあったのだろうか。
ぶっちゃけどうでもいい。
ミミちぃ「お、お待たせっ……えへへ」
ゲームの中だから身支度は髪を整えるだけで終わったようだ。
化粧品など望むべくもないが、なくとも十分なすっぴん美人。
ピンクのお下げをぶら下げた同僚がみんなの前に立ってはにかむ。
異性であれば思わず視線を釘付けにされていたことだろう。
スラスト「ん、じゃあいこっか」
歩き出す自分のあとをシリカとロレス、同僚がついてくる。
みな異存はないようだ。
ただ、同僚だけちらちらと窺うような視線を飛ばしてくる。鬱陶しい。
陽光が朝から燦然と街を照らす中。
NPCも加わった一行は、人探しついでにクエストに乗り出すのだった。
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