過去ログ - 後輩「…今日はなにやってるんですか」先輩「おー後輩!」
1- 20
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/09/23(日) 18:51:44.49 ID:Fdp4TtWB0
先輩「でもさ」

後輩「?」

先輩「これも何かの縁だと思うんだ」

後輩「縁、ですか?」

先輩「うん。君があのとき私を助けてくれなかったら、今の私は間違いなくここにはいない」

後輩「・・・・・」

先輩「君が助けてくれたおかげで、私は昔のように明るくなれた」

後輩「・・・・・」

先輩「本当に本当に、君には感謝している」

後輩「・・・・・」

先輩「そんな君と楽しく過ごせたら嬉しいなって思ってたけど、まさか本当にそんなチャンスに恵まれるとは思いもしなかった」

後輩「俺はあのとき上級生がむかついたから殴っただけで、正直先輩のことはあまり考えていませんでした」

先輩「でも君は言った『どう見ても痛がってるのはこの女の人の方だろ』って」

後輩「言ったような言ってないような」

先輩「君は私の痛みに一瞬で気付いた。誰にも打ち明けられなかった痛みを一瞬ですくい上げてくれた」

後輩「・・・・・」

先輩「君は私にとって、どうしようもなく大切な人なんだよ」

後輩「・・・・・」

先輩「…ごめん。つい。でもこれだけは言っておきたくて」

後輩「いえ・・・・・」

先輩「無理に誘ってすまない。もし他の部活も回ってどれもしっくりこなかったらまた遊びにきてくれ」

後輩「・・・・はぁ・・・・・・・・しょ」ボソッ

先輩「?」

後輩「ずるいって言ってるんですよ」

先輩「どうした後輩」

後輩「どうしようもなく大切なんて言われたらもう入るしかないでしょ!男として!ってか俺何言ってるんだ!」

先輩「後輩・・・・・」

後輩「付き合いますよ!この部員1人、顧問不詳、活動内容不明、非公式の公認部活動に!」

先輩「その言葉を待っていた!!」

後輩「あれっ、さっきまでのお淑やかな雰囲気はいずこへ」

先輩「ふひひ」




その後、空手部との掛け持ちという形で後輩友の名前を借用し
部員3名は確保され、部活動結成の規定を満たした。
無論、後輩友がこの事実を知る由もない



そして話は現在へと戻り・・・




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
65Res/43.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice