過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 和「3冊目、ですね」
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2012/11/19(月) 00:51:04.13 ID:MJWxgTym0
美穂子「……!」ハッ
久「――ははーん?」ニマニマ
美穂子「ひ、久さん! こ、これは!」
久「そういうことね、美穂子?」
美穂子「う、ううっ……」
久「はぁ……美穂子のその癖、いいんだか悪いんだかわからないけど」
久「――まあ、私からすれば面白いからいっか」
美穂子「……私は」
美穂子「私は、よくありませんっ!」ダッ
久「あ、待ってよ美穂子!」
咲「え、部長? キャプテンさん?」アセアセ
美穂子(――ああ)
美穂子(恥ずかしい恥ずかしい!)カァァァ
美穂子(久さんの前では、真の姿を見せないという取り決めを、私自身と果たしたはずだったのに!)
美穂子(迂闊、だったというの?)カァァァ
久(――はぁ、すっかり顔を赤くしちゃってまあ)
久(……でも)
久「みーほーこ!」ダキッ
美穂子「きゃっ!? な、なんですか久さん!」アセアセ
久「いやー、可愛かったから」
美穂子「や、やめてください! い、今は人が――!」カァァァ
久「……今は、ねぇ」
美穂子「」
美穂子「……うう、いじわるです、久さん」
久「冗談よ、冗談」
久(――ま、いっか)
久(たまには美穂子と、もっと込み入ったお話もしてみたいのだけど、ね)クスッ
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