過去ログ - 健夜「年下の男の子を落とす100の方法 アラ還暦」
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844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/10/02(火) 20:13:16.19 ID:4exBcY/do
「ねえ、えりちゃん」

「…まだ寝てなかったんですか三尋木さん」

「あのさ、ちょっと相談あんだけど」

「なんですか?イタズラの相談とかだったら受け付けませんよ」

「…結構本気の相談なんだけど」

「寝たままの体勢じゃ失礼です?一旦起きて明かりを付けましょうか」

「ううん。このまんまで良い」

「…」

「…聞いてくれるかな?」

「どうぞ」

「…好きな人、出来た」

「ショタコン」

「…まだ誰とも言ってねーじゃん」

「馬鹿な人ですね。からかってる内に本気になるパターンじゃないですか。小学生男子でもあるまいし。まあ体型は小学生で通じるかもしれませんが」

「…ほんと、馬鹿だよねぃ」

「…」

「…人、好きになるって感覚、今まで知らなかったから」

「…」

「どうしていいのかわかんねー」

「…」

「…私、どうすればいいと思うよ」

「知らんし。わかんねー」

「…私の真似か。意地悪アナウンサー」

「いっつも振り回されてきたからこの旅ではその仕返しをしてやるつもりでしたので」

「…悪かったよ」

「ふふ…」

「…」

「どうしたらいいのか、なんて、私にはわかりませんよ」

「…」

「私なんかがアドバイスして、それで何がどう変わるとも思えませんし」

「…」

「告白したら付き合うことなれる…かもしれない。そうじゃないかもしれない。そんなのはわかりません」

「…」

「怖いのは誰だって一緒です。それでどうするのかは、人それぞれ」

「…」

「けどね。三尋…いえ、咏さん」

「…おう」

「人間・三尋木咏なら、そんな時どうする事を望むのか。それなら私は知ってます」

「…」

「…だから。だから、その…」


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