過去ログ - 【咲‐Saki‐】京太郎「俺がギャルゲ主人公?」華菜「笑えないし!」透華「その6!」
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寝ます…外出で力尽きたのよー
◆LA9PoGiCNE
[saga]
2012/10/04(木) 13:44:58.61 ID:7vBTUv5Io
靖子「――――終わったな」
白石「ええ、男子個人戦決勝と女子団体戦決勝の二足草鞋、まさかの同時進行でしたね……」
会場から選手が退場し、スタッフによって麻雀卓などの設備が解体されていくのを実況席モニターで眺めながら、靖子と白石の二人がグッタリと椅子に倒れ掛かっていた。
靖子「見てて十分面白い試合だったんだけどさ……一つ文句言ってもいい?」
白石「…………なんでしょーか」
靖子「いくら県予選だからって、実況解説一人ずつで決勝二つを同時に進行するとか……馬鹿じゃないの? 死ぬよ? 頭フル回転させすぎて、二人共倒れだっつーの……」
実際にその場で打つ対局者と同じか、もしくはそれ以上に実況解説というのは頭と神経を使うのである。
まして、その対局が二つとも衣がゴミプロと呼ぶような連中の試合よりも白熱、あるいは異様な展開を見せていれば尚更だ。
白石「男子の個人決勝が終わる頃に女子の団体決勝が始まるのが、ここ数年のパターンだったので……タイムスケジュールの見直し、必要ですね」
靖子「かもね」
進行表を眺めてぼやく白石に同意しながら、ぼんやりと天井を見上げて口元を歪める。
靖子「なんなんだ、今年の長野(ココ)は……牌に愛された少女達だけじゃなくて――――」
“神域”に影響を受けた、理外の打ち方をしつつある少年までいるときた。
靖子「打ちたいね、めんどーなこと抜きにしてさ」
手が疼く。
こうした想定外の発見があるから、麻雀は楽しい、止められない。
白石「…………」
感慨深く呟き、クックッと肩を震わせる靖子を横目に、白石は思った。
白石(凶笑とでも言いましょうか――――学生に今の顔を見せたら、ショックで麻雀を止める子がいそうですね)
冗談抜きにそう考えてしまう程度に、今の靖子は――――怖かった。
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