過去ログ - 【咲‐Saki‐】京太郎「俺がギャルゲ主人公?」華菜「笑えないし!」透華「その6!」
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907: ◆LA9PoGiCNE[saga]
2012/10/04(木) 23:35:22.57 ID:7vBTUv5Io
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純「――――終わったな」

一「うん、終わったね」

智紀「私達の、負け」

透華「…………まったく、衣にも困ったものですわ」

 風越の跳び終了を狙えるところまでいきながら、風越の大将――華菜自身が負けを認めて、勝負を放棄するのを待った衣によって、龍門渕の敗北は決まった。
 宮永咲という不確定要素の存在も大きかったが、そのことに間違いはない。
 しかし、龍門渕の控室で衣を待つ面々に、彼女を責める気は毛ほどもない。

純「……楽しかったな」

一「うん、楽しかった」

透華「本当なら、去年と同じく全国でその楽しみを続けてたところですわ!」

智紀「それは言わぬが華」

 衣が楽しそうに打っていた、それだけで十分だ。
 元より、衣を楽しませるために透華が集め、それぞれの意思で彼女の傍に残ったのだ、衣を恨む気持ちなあるはずがなかった。

透華「――――――――」

 会話が途切れ、途端にソワソワとし始める透華に一が吹き出す。

一「いいよ、透華。行ってきなよ……須賀君、約束通り優勝してくれたんだし」

純「そだな、ぶっちゃけ優勝できるとは思ってなかったぜ」

智紀「ご褒美……考えてあげて」

透華「ハ、ハギヨシ!」

ハギヨシ「はい、ここに」

 一達に勧められて暫し逡巡した後、透華が指を鳴らす。
 同時に、龍門渕の控室にハギヨシが姿を現した。

透華「京太郎の怪我は……本当に問題ないのですね?」

ハギヨシ「腕の確かなお医者様に診ていただけたようですので……」

透華「そう、ですか」


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