101: ◆H5DcZ7AtN.[sage]
2012/11/04(日) 20:24:59.34 ID:WKN3mRtDO
──そんな事があってから一時間と少し。部屋に一人の女の子が加わっている。
いきなり目の前に現れたキュゥべえが、歪みの発生を伝えた。
そして暁美さんが駆けつけ、見事殲滅。運悪く巻き込まれていた少女を連れて来た。
まぁ、滑空することを“駆けつける”と表現するかは、微妙なところだけど……。
「──じゃあ、マミさんやほむらは……」
「大丈夫よ、もう慣れているわ」
少女──美樹さやかさんという名前らしい──はどこか戸惑っている様子だ。
私も駆け出しの頃は苦労したけど。
「……そろそろお開きにしましょう。
夜も遅くなってることだし、送って行くわ」
暁美さんはそう言うと、さやかさんをお姫様抱っこし、ベランダから出ていった。
結局、その日は、暁美さんのその一言で解散することとなった。
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