23: ◆H5DcZ7AtN.[sage]
2012/09/29(土) 12:17:42.44 ID:bbtrhC/DO
「安心して、僕は君の敵ではないよ。とはいっても最悪の状況であるのは確かだ。
けが駆け付けるまで少なくとも5分はかかるだろう。でも、それだと間に合わない」
白い猫もどきが話し掛けてきました。どうやら敵意は無いようです。
しかし、私は危機に晒されているとも言っています。
「僕はキュゥべえ。時間がないから手短に説明させてもらうよ。
本来なら説明をしっかりした上で決めてもらうはずだけど
きみの命がかかっている。悪く思わないでほしい。」
「君がいるのは、“世界の歪み”と呼ばれる場所だ。そして目の前にいるのは“魔獣”と呼ばれる存在──」
「結論から言おう。僕と契約して魔法少女になってくれ」
「魔法少女?──契約?」
頭のどこかがチリチリと痛みますが、それよりも今は目の前の疑問の解決が先です。
前者は液晶越しに見るアレのことでしょう。諸悪の根源をなかなか叩こうとしない仲良し集団。
でも、それと後者──契約がうまく結び付きません。
契約とは、要するに交換の約束です。つまり、魔法少女としての力を得るためには、なにか代償が必要であるということ──
121Res/66.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。