40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/07(日) 06:53:01.55 ID:e20ma9CDO
つまり、今からするのは確認の手続き。
嘘を吐くことは無い異星人を“審判役”として使う。あいつの口から、あの子が遺した奇跡を確かめるために。
「私の名前は暁美ほむら。早くついてきてちょうだい」
家に帰るため振り向くと、今は会いたくない相手がいた。
私の魔法少女としての基礎を授け、私の孤独の決意の切っ掛けとなった先輩。
私はどんな顔をしているのだろうか?色々な感情が入り乱れ、一つに定まらない。
もう、孤独に戦う必要が無くなったことへの安心感だろうか。
それとも、彼女を非日常に連れ込んだことに対する恨みだろうか。
「──キュゥべえを借りていきます。学校でまた会えますから──」
すれ違いざまに、そう言って立ち去るのが私にできる精一杯だった。
我が家に帰宅。家賃の安さが売りのアパート。隣人はいない。
「取り敢えず説明してくれる?魔法少女の全てを」
「わかった。その代わり、後で僕の質問に答えて欲しい」
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