53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/09(火) 20:04:50.71 ID:FggiU8MDO
久しぶりにぐっすり眠った気がする。ただし、目覚めたのは白い部屋の中。
いつの間にか人格が入れ替わっていたらしい。
──ふみゅっ──
足元に違和感。
「あら、ごめんなさい。保護色になっていて、そこに居るのが分からなかったわ」
「そう思っているのなら、早くその足を退けてくれないかな。重すぎて潰れてしまいそうだ」
「……」
一先ず、本気で踏み付けてやる。
こいつに、女子に対して「重い」と言ったらどうなるかを教えてやることにした。
10分程経ち、気が済んだところで部屋の中を改めて見渡す。
私がこの世界に辿り着く前にいた部屋と同じ場所のようだ。
寝る前までアパートの部屋に居たせいか、かなり広く感じる。
家具が少ないというのもあるが、やはり広い。かつて居た病室くらいの広さがある。
部屋の中にキュゥべえが居たことと、勉強机の上にグリーフシードが転がっていたことから、
この部屋はもう一人の“私”と共用であるようだ。
あの画材の山の保管場所として利用しよう。
121Res/66.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。