90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/10/16(火) 05:56:28.03 ID:1k/+CnADO
「凄いわ、暁美さん。これじゃあ、どちらが後輩か分からないわね」
「そうでもないわ、まだ充分に使いこなせた気がしないもの」
……これ以上の高みなんて、私には想像出来ないのだけど。
使う武器は弓と翼。近接から狙撃までこなす、まさにオールラウンダー。
他に何を望めと言うのだろうか。
「確かにそうだね。ほむらの魔力効率は、昼が70%、夜でさえ130%程度だ。
それに比べ、最近のマミは160%。どちらがベテランなのかは一目瞭然だろう」
「……何となく意味は予想できるのだけど、新出単語の意味を聞いてもいいかしら。
魔力効率って何?」
「簡単に言えば、グリーフシード100個分の穢れを貯めるまでに、獲得出来るグリーフシードの数のことだ。
何もしなくてもソウルジェムは濁っていくし、状況によって左右されやすいから、あくまでも目安に過ぎないけどね」
「──そんな数字を出しているのは、私達に“長持ち”して欲しいから?」
「当たり前じゃないか。魔法少女をつくるのにだってコストが必要なんだ。
自分がどのような戦い方をしているか、を知らせるための情報提供だって立派なサポートになるからね──」
「知らず知らずのうちに、戦えば戦う程、ソウルジェムは濁っていく。
そういった事態を避けるため、ということで合ってる?」
「まぁ、だいたい合ってるよ。力を手に入れた途端、後先考えずにそれを使う子も少なく無いからね。
その点、君は優秀だ。強い素質を持ちながら、それに溺れることが無い」
「貴方に褒められると、不思議と嬉しくないわ。
それと、もう一人の方のフォローも忘れないであげて。きっと落ち込んでいるわ」
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