過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】
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◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2012/09/25(火) 23:35:36.52 ID:zGqIrYVk0
京太郎「たまには皆さんと遊びましょうかと」
一「あ、そうなんだ」
京太郎「ええ」
……口からでまかせだが。
しかし、別にそのアイディア自体は悪いことではないはずだ。
一「それじゃ、久しぶりに皆で麻雀でもするの?」
京太郎「悲しいことに二人あまる麻雀ですね!」
一「……は、ハギヨシさんをいれたら何とか4:3だから」
……ハギヨシさんも麻雀出来るのだろうか。
いや、あの人のことだから多分出来るだろう。
それどころか嬉々として打ってそうだ……いちいち技名を叫びながら。
ハギヨシ「私は分身の術を会得していますので、4:4で出来ますね」
京太郎「ああ、ハギヨシさん。ただいま帰りました」
ハギヨシ「おや、驚かれない」
京太郎「……ぶっちゃけもう慣れましたので」
ハギヨシ「そうですか……」
ハギヨシ「……それなら今度はレオタードでもきて現れましょうか」
京太郎「やめてください」
一「……で、ハギヨシさんって麻雀できるの?」
ハギヨシ「出来ますよ。こうみえてポンジャンで鍛えました!」
一「……それは出来ないんじゃないのかなぁ?」
ハギヨシ「出来る……出来るとはいいましたが、上手いとはいっていません」ドヤァ
ハギヨシ「……と、皆様と麻雀がしたいんでしたっけ?」
京太郎「あー……はい、そうですね」
ハギヨシ「それなら、私が皆様をあの部屋へと集まるように伝えましょう」
京太郎「えっと……ありがとうございます?」
ハギヨシ「どういたしまして、それでは」
しゅた、とハギヨシさんは姿を消した。
一「……ハギヨシさんって忍者の末裔なのかな」
京太郎「あの人はなんかいろんなところの血をひいてそうですよね」
ハギヨシさんが消えた先の天井裏を見つめながら呟いた。
一「……じゃ、僕も。着替えてから行くね」
京太郎「はい、わかりました」
一さんはエプロンを抑えながら手を振って、廊下の先に消えていった。
……。
俺もとりあえずこの袋を置いてくるか。
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