過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】
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◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2012/09/27(木) 02:48:13.92 ID:4f4EmOxi0
〜婚期に焦ったすこやんに襲われて既成事実をつくられてそのまま幸せな家庭を作る〜
健夜「酒盛りだよ、京太郎君!」
そういって俺の部屋に健夜さんがやってきた。
いや、どうして俺の部屋を知っているんですか、とかいうツッコミはスルーして、持参したコップにビールをいれてぐびぐびと飲み始めた。
健夜「ほら、京太郎君ものもう!」
京太郎「いや……俺未成年なんですけど……」
健夜「なによぅ、私のお酒が飲めないって言うの!」
……すでに酔っているのだろうか、この人は。
健夜「ほら〜枝豆もから揚げもあるから〜」
健夜「おつまみ万全だよ、さぁのものも!」
京太郎「……いや、もっと別の大人の方を誘って飲めばいいじゃないですか」
健夜「……大人の方?」
京太郎「ほら、健夜さんにも友達はいるでしょうし」
……えっと、そのいないとかだったら物凄く申し訳ないのだけど。
健夜「……そうだねぇ」
健夜「私の友達の大人の方は今頃大人の階段を上ってるんだろうねぇ」
健夜「……うがー!」
ぐびぐびと、コップに入れたお酒を一気に飲んでは入れて、一気に飲んでは入れて。
京太郎「ちょ、ちょっと……!」
健夜「なによぅ、どうせ行き遅れてるのは、生き遅れてるのは私一人だけだよぅ!」
健夜「周りの皆は結婚していって……私だけはただ一人で……」
健夜「……もー!」
ペースが落ちず、それどころか上がっている気さえもする。
わりと綺麗だったはずの俺の部屋にはビールの空き缶がどんどんと散乱されていく。
それでも、小梶さんが持ってきたリュックの中の缶はまだ底を尽きないらしく、取り出してはコップにいれ……いや、その過程すらも飛ばし始めた。
健夜「ほら、京太郎君も飲んで飲んで!」
京太郎「あ……っと、だから――」
健夜「……お願いします、付き合ってください」
急に素に戻った健夜さんは土下座するように頼み込んだ。
……そこまでやられたら、という意思が弱い人間とは俺のことで。
京太郎「……ちょっとだけですからね」
というか、酔ってほんのり赤らみ顔、さらに少しだけ潤んだ瞳で上目遣いをされたら誰だって断れないと思います。
そう誰にとも無く言い訳をして、健夜さんのリュックからビールを取り出した。
……まあ、お酒に興味があるのも嘘ではないし
健夜「ほんと?」
京太郎「本当ですとも……でも、そんなに飲めないですよ」
健夜「いやいや、付き合ってくれるだけで嬉しいよ」
健夜「さ、のものも! それじゃ――」
健京「乾杯!」
……結論から言えば、やはり意思は強く保つべきであった。
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